当院のこの地での医療活動は昭和29年、私の両親 青木忠、豊子が青木医院を開設したことに始まります。以来、地域の要請に応じて産業医、学校医活動を積極的に行い、地域に密着した医療を展開し、現在の「医療法人社団仁風会 青木病院」へと成長してまいりました。当地では高齢の方が多く、地形的に車の乗り入れが困難な集落が点在し、在宅医療、介護がぜひとも必要です。また、緊急の病気や事故の際にはすばやく正確な判断、処置が重要となり、呉、広島の基幹病院との緊密な連携体制が大変重要となってきています。こうした地域のニーズに応える医療施設として職員一同一丸となって努力してゆく所存です。また、平成8年8月1日に、江田島町江南に「介護老人保健施設 あすなろ」を開設し所謂在宅へ帰るための施設として地域に根づきつつあると確信しております。最後に医療法人社団仁風会の基本理念を紹介してご挨拶とさせていただきます。